旅のルーマニア

ルーマニア旅行のための手引き

旅行者が知っておきたいルーマニアの通貨と両替


ルーマニアの通貨

ルーマニアの通貨はレイです。(ちなみに単数だとレウ)。国際通貨表記はRONとなります。レイはハードカレンシーではないので、基本的にルーマニア国内でしか両替できません。(法律上はレイを国外に持ち出してもいけないことになっているはず)。

10レイ札。これでだいたい300円強の価値。

10レイ札。これでだいたい300円強の価値。

ただドナウ川対岸にあるブルガリアの町ルセではレイを買えるかもしれません。ブルガリアにしばらく滞在した人がルーマニアに入る場合は、一旦ルセで下車して不要になったブルガリアのレバをルーマニアのレイに両替するのがいいでしょう。

それ以外の場合、必ず空港や駅周辺でレイを調達することになります。空港やブカレスト北駅構内の両替屋はレートが悪いのは当然です。最初の到着地では必要最低限分だけレイに両替して、その後街中の両替所で両替するのが賢明です。

EUに加盟する前から、ルーマニアはユーロ経済圏に入っていますので、通貨は安定しています。大体の目安で言うと、1ユーロが4.5レイくらいで、1レイは日本円で30円ちょっとです

 

どこで両替するか?

銀行で両替することもできるのでしょうが、ルーマニアでは両替所で両替するのが一般的です。手持ちの現金がユーロかドルであれば、どの町でも両替できます。ブカレストの場合、いたるところに両替所があるので、両替ができなくて困ることはないでしょう。どこで両替する場合でも、身分証明書の提示が必要となります。パスポートを提示できるように用意しておいて下さい。

 

両替のための基礎知識

入り口などに表示されているレートは手数料等が含まれたレートです。例えば看板に、

 

Euro: 4.40 (buy), 4.46 (sell)

 

と書いてあったとします。これはこちらが1ユーロ渡せば、店はこちらに4.4レイ渡すという意味です。手数料は一切掛かりません。(逆にこちらが4.46レイ渡せば1ユーロくれるということ)。

これがあるべき姿なのですが、まれに詐欺商売をしている業者がありえます。(今はほとんどないとは思いますが)。それは冷静に考えればありえないレートを表示して、その上でコミッションを上乗せするやり方です。

 

Euro: 4.60 (buy) / 4.30 (sell)

 

などというパターンです。本来buyの数値がsellより大きいはずがありません。

これにはからくりがあって、よく読むと看板の下に小さい文字で「コミッションが9%掛かります」などと書かれているのです。この計算をすると1ユーロごとに4.60×0.09=0.414レイをコミッションとして支払うことになり、結果的に1ユーロが4.186レイになって戻ってくることになります。

繰り返しますが、今ではこういう業者はもういないはずです。しかし全くいないとは断言できません。たまに出没しているようです。

ちなみにこのような悪徳業者の判別は比較的簡単でした。(昔の話ですが)。必ず店の内外に用心棒としてSPを置いていたのです。SPがいる店がすべて悪徳だったわけではないのですが、悪徳業者には必ずSPがいたといって間違いありません。

今後もゲリラ的に詐欺業者が現れる場合もあるかもしれませんので、ご参考にして下さい。

 

ルーマニアに行くならどの通貨を持っていくのが最善か?

ルーマニアはユーロ採用を政策目標にしており、現在はユーロ経済圏の中にいると考えていい状況です。ルーマニア人自身もレイとユーロの2本立てでものの値段を考えています。ユーロが両替できないような事態は考えられません。ルーマニア国内での両替だけを考えるなら、ユーロを持ち込むのが最も良い方法です。ただ以前両替したドルがお手元にあるなら、そのドルをそのままルーマニアに持っていくけば、それで十分でしょう。

日本円もレイに両替できます。ブカレスト市内の中心部では日本円を扱っている両替所も少なくありません。しかし圧倒的にレートが悪い(10万円をルーマニア・レイにする場合、5000円くらいの手数料を取られる計算になります)ので緊急の場合を除いてオススメできません。

結論としてはユーロを持っていれば安心。ドルでも大丈夫。その他の通貨も両替できる可能性はありますが、最後の手段と考えるべきです。

 

銀行のキャッシュカード

しかしながら1000ユーロ、2000ユーロ(もしくはそれに相当する金額のルーマニア・レイ)を持って旅行をするのはちょっと怖いですよね。

やはりカードを最低1枚持ち歩くのがいいのではないでしょうか?

デビットカードの類ですね。(クレジットカードは売り手に手数料が掛かるため、ルーマニアではあまり歓迎されません)。

日本の銀行のキャッシュカードがあれば、ルーマニアのCDから直接現地通貨で現金を引き出せます。VISAとかMaster/Maestroと提携しているものであれば、そのまま使用可能なはずです。(詳しくはお取引の銀行に直接確認して下さい)。

ただこの場合、手数料が結構掛かります。(銀行によります)。また為替レートも必ずしも納得行くものではないのが難点です。

 

マネパカードなど外貨プリペイドカード

お財布代わりに使えるカードは最近はやりのマネパカードのようなものだと思います。日本円で預金して、海外のCD/ATMから現地通貨で引き出すことができます。

銀行のキャッシュカードとの違いは手数料と、安心感でしょう。

銀行に100万円の預金があって、そのキャッシュカードが盗難・紛失になった場合、預金全額が不安にさらされます。

しかし、マネパカードなどプリペイドカードを使えば、今回の旅行に必要な、たとえば30万円だけをカードに入れて持っていけば良いのです。紛失・盗難にあっても補償がついています。

 

海外専用プリペードカード

 

また手数料と為替レートに関しては、どうも納得の行かないMaestro決済のシティバンクや三井住友銀行のVISA経由決済より間違いなくいいです。(私事ですが、以前よく使用していたシティバンクと三井住友銀行のキャッシュカードは、為替レートと引き出し毎の手数料がいつも不満でした)。

ルーマニアと言わず、年に2回以上海外に行くのであれば、この手のカードを1枚持っていると便利さが違います。

 

マネパカードは↓こちらから。


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